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メガネをかけたとき、こんな経験ありませんか？

なぜ目が小さく見えるのでしょうか？

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強度近視の場合は、目だけでなくレンズ越しに見える目元全体が小さく見えるため、
輪郭がぐっと内側に入って凹んでみえるということも起こってしまいます。

では、目が小さく見えづらくするにはどうすればよいのか？

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近視用の眼鏡を掛けることで目が小さく見えるのは避けられません。
さらに、同じ度数でグレードの高い薄いレンズと比較してみても、それほど変化はありません。

そんな時は、「フレーム選び」によって印象を変えることができます

レンズが小さいメガネフレームを選ぶ

「デルブーフ錯視」と呼ばれる目の錯覚をご存じですか？
「大きさの対比効果」というもので、周りを小さい円で囲まれている方が大きく、
周りを大きな円で囲まれている方が小さく見えることをいいます。

イラストの左右の黒丸は同じ大きさですが、周囲の白丸の大きさが異なることで
黒丸の大きさが違って見えてしまいます。

このように、目の錯覚を利用して、目が小さく見えるのを防ぐ効果があります。
この錯覚をメガネに応用すると「小さめのフレーム」を掛けるということになります。

レンズが小さいフレームで輪郭を入れない

輪郭がレンズの中に入って凹んで見えることを防ぐためにも、輪郭が入らない程度の小さなフレームを掛けることをおすすめします。

少しだけ派手なフレームを選ぶ

錯視の効果をより高めるためには、細くて肌なじみのいい色よりも、
ブラックやブラウンなどの濃い色で、少し太目のフレームを選ぶことがポイントです。

度を入れていない状態で試着した時と、度入りのレンズをいれたときでは印象が変わるので、
度数の強い場合はやや派手なフレームが馴染みやすくなります。

小さめフレームで分厚いところまで使わない

目の中心からレンズの端までの距離が長くなると端に向かうにつれてレンズの厚みが増してしまいます。

近視の方が使うメガネレンズは、中心から周辺部に向かって徐々に厚くなるので、
小さい玉形のフレームを選ぶことで、分厚い部分まで使わずに済みます。

また、レンズの重さも比較的軽くなる為、度数の強い方にはお勧めです。

レンズの設計を「両面非球面レンズ」にする

非球面設計レンズよりもさらに視界の歪みが少なく、より自然で快適な視界を提供できるレンズです。
度数が強く、顔の輪郭のズレを少しでも抑えたい、目が小さく見えるのを解消したい方におすすめです。
特に乱視が強い方に◎

<非球面と両面非球面のレンズの違い>
ゆがみの範囲が異なります。両面非球面レンズの方が見える視野が広く、歪みを感じる部分が少なくなっているので長時間かけていても疲れにくくなります。
デメリットとしては非球面レンズと比べると高価なレンズとなりますが、超傷防止コートが標準装備されておりますので、お得です。

＜同じ度数での設計変更は注意！！＞

今まで使用したいたメガネと同じ度数でメガネを購入したのに見え方が違うかも？と感じたことがある方、それは設計の違いが原因だったかもしれません。

同じ度数であれば、球面設計から非球面設計に変わっても矯正視力（メガネを掛けて見た視力）はほとんど変わりません。ですが、少し注意が必要です。

同じ度数で球面設計から非球面設計に変わった場合、度数を弱く感じることがあります。

同じ度数なのにも関わらず、見え方に違いを感じるのはフレームの大きさや眼とレンズの距離も関係してきますが、レンズ設計の違いがあることも覚えておきましょう。