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メガネを拭いても汚れが落ちない… なんてことありませんか? 眼鏡レンズは何層もの薄いコーティングで覆われており、 それが傷んで剥がれることで 汚れのように見えることがあります。
その汚れは汚れではなくレンズのコーティング剥がれかも・・・? コーティングの剥がれに気付かず、 汚れを落とそうと力を入れて拭き取ることで 逆に剥がれを広げてしまうことがあります。
砂や埃など、小さなゴミが 表面を擦ることでできるキズです。 ゴミがついたままレンズを空拭きすると このようなキズがついてしまいます。 汚れと勘違いして力を入れて拭いてしまうと、 更に広がることもあるため、注意が必要です。細かい傷が重なっていくと表面層の剥がれにつながり、 見えにくくなります。
高温によるひび割れが原因です。 プラスチックのレンズは熱に弱く、 熱い場所に置くと ひび割れを起こしてしまう場合があります。 これを「クラック」といいます。
クラックを防ぐには、上記のことに気を付けてください。
水滴などに含まれる汚れの成分によっては 放置しておくとそのまま乾燥し、 水滴の跡となり落ちなくなります。 一度水やけがつくと直せず、 強くこするとキズの原因になります。 水滴がついたときは乾かないうちに拭き取ってください。
化粧品やアルカリ・酸性洗剤、 果汁、有機溶剤などがつくと、 化学反応を起こして溶解することがあります。 水やけと同様、できるだけ早く流水で洗い流し、 水分をふき取る必要があります。 ハンドソープやアルカリ性の石鹸なども要注意です。 メガネを洗う時は専用クリーナーか 台所用の中性洗剤を使いましょう。
もしコーティングが剝げたまま掛けてしまった場合、乱反射が起き、光が均一に入らずギラギラとした刺激になり目の疲れにもつながります。また、剥がれた部分から、更に劣化が進んでしまいます。
いっそのこと、全部コーティングを剝がしてしまうと、撥水コートがなくなるため、汚れや傷がつきやすくなります。また、反射防止コートがなくなるため、レンズがギラギラ白く反射するようになるなどのデメリットが出てしまいます。
残念ながら、レンズのコーティング剝がれを直すことはできません。 方法としては、レンズを新しく入れ替えること! 大事なメガネを長持ちさせるためにも、 コーティングが剥がれないように こまめなメンテナンスをお勧めします。
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